ビボロク。どこかで誰かのためになるWebのTIPS・ノウハウ。備忘録として残しておきます
   
           

【2022年版】リッチリザルトテストで検出されるTYPEまとめ

  • 投稿日/更新日
  1. home
  2. Knowledge

構造化データーで指定するキーやバリューを定めているSchema.orgには多数のタイプ・プロパティが用意されていますが、Googleのリッチリザルトテストで検出されるのはその一部となっています。詳しくは別の記事「リッチリザルトテストで「検出されません」エラー。原因と対応」をごらんください。

Googleの検索セントラルに掲載されている情報を元に、2022年現在のリッチリザルトテストで検出されるタイプをまとめてみました。

TYPE用途リンク
ArticleNewsArticleやBlogPostingを包括する、ニュース、ブログ、スポーツなどの記事ページ。ドキュメント
BlogPostingブログページドキュメント
NewsArticleニュース記事ドキュメント
BreadcrumbListパンくず用ドキュメント
EmployerAggregateRating採用企業のユーザーによる評価ドキュメント
Eventイベント情報用ドキュメント
ClaimReviewファクトチェックドキュメント
FAQPage1つの質問に対する回答が1つだけよくある質問一覧ページに使用する。1つの質問に対して複数の回答があるページの場合はQAPageを使う。ドキュメント
HowTo手順に沿った物事の進め方用ドキュメント
ImageObjectGoogle 画像検索の画像ライセンスドキュメント
JobPosting求人情報ドキュメント
Restaurantレストラン用。基本的にはそのレストランを経営している方向けですが、レストランレビューサイトなどにも利用可能。ドキュメント
Storeストア用。基本的にはそのストアを経営している方向けですが、ストアレビューサイトなどにも利用可能。ドキュメント
MathSolver数学の解き方。LearningResourceタイプはこのタイプと並列で記載する必要があります。ドキュメント
Quizいわゆるなぞなぞなどではなく練習問題のクイズ。学習・スキル・能力などのテストに利用。ドキュメント
Product商品ページ。商品を [Google ショッピング] タブで無料リスティングとして表示するには、Google Merchant Center必読です。ドキュメント
QAPage1つの質問に対して複数の回答があるページドキュメント
Recipeレシピドキュメント
WebSite仕様ではWebサイト全般に使えるTYPEですが、現状では「サイトリンク検索ボックス」用にしか指定できませんドキュメント
SoftwareApplicationソフトウェアやアプリなどの情報ドキュメント
WebPage仕様ではWebページ全般に使えるTYPEですが、現状では指定できません。Speakableでの利用が想定されていますがベータ版です。ドキュメント
Organization企業情報ドキュメント(schema.org)
AggregateRatingクチコミ情報を集約・集計した総合評価。通常の評価はreviewを使用ドキュメント
Courseコース(学問などのカリキュラム用)。特定の科目 / トピックに関する講義、レッスン、またはモジュール授業で構成される一連のカリキュラムまたは 1 つの完結したカリキュラム だそう。ドキュメント
Dataset機械学習や科学など学術的に使用されるデータの集合体。広義な意味のデータセットとして使われる可能性もある。ドキュメント
EducationalOccupationalProgram職業訓練。開発中のためテストもできません。ドキュメント
ItemListあらゆるアイテムや情報のリスト。Googleではカルーセル表示のために使われます。ドキュメント
MusicGroupドキュメントにはありませんが、一部プロパティと合わせることで検出されていますドキュメント(Schema.org)
Reviewレストラン・映画・店舗などのレビュードキュメント
VideoObject動画に関する情報。シークバー表示やLIVEバッジの表示など多岐にわたるドキュメント

今すぐにでも使えそうな「WebSite」「WebPage」は、リッチリザルトテストでは検出されません。

いくつかのWebサイトの構造化データをチェックしてますが、「Article」「BlogPosting」「NewsArticle」「BreadcrumbList」「Organization」「ItemList」が多く使われている印象があります。

動画を配信しているサイトであれば「VideoObject」、企業のサポートページ・FAQページの場合は「FAQPage」などの利用も検討してよいかもしれません。

数年前までは、GoogleがサポートしていたのはReviewやレシピといった少ないものだけでした。今ではかなり拡大されており、今後も様々なプロパティをサポートしていくものと思われます。リッチリザルトテストもバージョンアップを繰り返しているのか、以前まで検出されていなかったものやエラーがでたりすることもあります。こんごも構造化データにはアンテナを張っておいたほうが良いと感じています。

                   

備忘録として残しておきます。                    

関連記事

No tags for this post.