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マテリアルのオブジェクト情報ノードのランダム機能にシードを付ける方法

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方法

ランダムにホワイトノイズテクスチャノードを追加し、オプションを4Dにして、Wの値を適当に変えるだけです。

解説

複数あるオブジェクトの色やテクスチャを適当にランダムで当てたい場合があります。

よく紹介されているのは、オブジェクト情報のランダムとカラーランプを組み合わせる方法です。

左はオブジェクトを25個複製したもの。右はジオメトリノードで1個のオブジェクトを並べたもの。

コレでも確かにランダムに色が当てられているのですが、なんだか妙に偏りがあるというか、ランダム感が出ていません。ランダムが気に入らない場合も当然出てくるのですが、このランダムを変える設定がデフォルトではありません(blender3.2.1)。カラーランプをいじったりして色の出方を見ながら変えるしか方法がないようです。

UVや画像テクスチャのランダムの場合はそうもいきません。上記のテクスチャランダムは、下記のようなUVを用意しておき、ノードはランダムで0.2単位で切り捨て(スナップを利用)し、X軸の位置を変更しているものです。

もちろんY軸にも同様にすれば、UVの任意の場所をランダムで表示させることが出来ますが今回は割愛。これもホワイトノイズテクスチャを使えばシードっぽく変更することができます。

ホワイトノイズテクスチャを間に入れた場合
結果

ランダムがなんだか気に入らないなあと思ったときにサクッと使えるWhite noise textureの使い方でした。

                   

備忘録として残しておきます。