【DNSでの名前解決エラー】Nintendo SwitchとAndroidでテザリングがうまくいかなかった時にやったこと
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前提
この記事は下記の方に向けて書いています
- Switchを外で使用するため、スマホ(Android)のネット回線を利用したい
- テザリングをする際のSwitch側の設定がわからない
- そもそもAndroidのテザリングがうまくいかない
テザリングでエラーが起きることがある

初のテザリング(私の場合はSwitchとAndroid)に挑戦してみたのですが、これがどうもうまくいかない。上記のようにアクセスポイントのスマホには接続できているのに、インターネットには繋がらない現象が発生していました。

エラーコードは「2110-3127」。「インターネットに接続できませんでした。DNSでの名前解決ができませんでした。しばらく待って、やりなおしてください」とあります。任天堂サポートページではDNSサーバーに接続できないことが原因となってますが、結果的にこれは全く当てになりませんでした。あと巷に書かれているDNSをGoogleなどに変更する手法も意味がありませんでした。
まずはSIMや機種がテザリングに対応しているか調べる
私のスマホはキャリアがmineoで、機種はmoto g52j 5Gです。mineoのサイトでは「テザリングが利用可能な端末・SIMカードの組み合わせであればご利用いただけます。 月額料金は無料で、ご利用の際のお申し込みも不要です。」と記載があります。動作確認済み端末検索で検索してみると、機種もテザリングにも対応していました。古い機種ではテザリングに対応していないことあるので一度調べておくといいでしょう。
解決法
Android側のアクセスポイントの設定で、「MVNOの種類」を「SPN」に変えるだけでした。
「MVNOの種類」を「SPN」に変える方法

Androidの「設定」を開き、「ネットワークとインターネット」を開くと左図のような画面になります。ここでモバイルネットワーク
をタップします。

私の場合は「KDDI」という画面が開きました。左図のような画面になったら、アクセス ポイント名
を探してタップ

「APN」という画面になります。自分が使用しているプラン(おそらくすでにチェックが入っていると思います)を探してタップします。私の場合はmineo(Aプラン)
となっていました。

「アクセスポイントの編集」という画面が開きました。MVNOの種類
を探します。この時点ではなし
となっていました。タップします。

「MVNOの種類」はなし
、SPN
、IMSI
、GID
の4種類があります。SPN
を選択します。

上記を選択しただけは保存されていないので、右上のメニューアイコンをタップして保存
を選択します。
これで設定は完了です。Swichからテザリング経由でインターネットに接続できるか試しましょう。
SPNを指定した時の注意

この設定を行うと、APN選択画面が指定したAPNのみが出現する画面になります。私の場合だと左図のようにmineo(Aプラン)
だけが表示される状態になります。
また、変更をすると通話ができなくなったといった現象もあるようで、テザリングが終わったら元に戻しておきましょう。なんもなかったらこのままでも良さそう。
テザリングの方法(Wi-Fiアクセスポイントの設定)
順番が前後しますが、基本的なテザリングのスマホ側の設定方法です。

設定のネットワークとインターネット
からアクセス ポイントとテザリング
をタップ。

アクセスポイントとテザリング
の画面が開いたら、Wi-Fiアクセスポイント
をタップ。

Wi-Fiアクセスポイント
の画面が表示されます。(1)Wi-Fiアクセスポイントの使用
をONにします(ボタンが右側になっているのがON) (2)アクセスポイント名を設定します。日本語名でも可です。(3)Nintendo Switchから接続する場合、セキュリティはWPA2-Personal
にします。WPA2/WPA3-Personal
でも可です。(4)アクセスポイントのパスワード
を設定します。このパスワードはSwitchで入力するので、入力しやすいかつ少し複雑なものにしておきましょう。
Nintendo Switch
Switchのインターネット接続設定方法は公式サポートを見てください。

スマホで設定したWi-Fiポイント名が出てくるはずです。

上記のような画面になれば成功です。
備忘録として残しておきます。